2004/2/14
ミレーの晩鐘の考古学的回顧
ダリの模写6、全画集No556
 
 模写を始めたばかりですが下描きの段階でUPしてみることにしました。今までは記録していなかったのですが、この模写から記録しておくことにしました。たまに気が向いた時に作業するので、完成までどれだけの期間がかかるか私も分かりません。
 

2003年12月、模写を始めた初日
 

2004年2月、背景の下塗り済み
 
模写年 2003年12月着手〜
縦*横 31.8*41.0cm(F6)
参考画集 Salvador Dali Portfolio (TASCHEN)
 
(大きさ)
 ダリは、規定の大きさのキャンバスに仕上げていないので、まるっきり同じくすると高価なキャンバスを購入しなければならなくなるので、何時ものとおり規定のキャンバスで妥協しました。
 下の表を見て分かるように画集(ダリ展1999、書籍3-1999-99A)での大きさを2.240倍して模写をする予定です。その結果、縦長はピッタリで横に2mm余ってしまいます。横の余り分は左右に1mm大きき描くようにします。説明されなければ気が付かない程度のズレですね。
種別 縦*横cm 縦横比 備考
模写 31.8*41.0 0.756 既製のキャンバス、F6号
オリジナル 31.8*39.4 0.807 セントピーターズバーグ、ダリ美術館蔵
画集(ダリ展1999) 14.2*18.2 0.780 画集の絵を測ったもの
画集*2.240倍 31.8*40.8 0.744 模写した大きさ
 
 絵の大きさを特定するのはなかなか困難です。これはその他1で述べているとおりですが、この絵に関する状況を下の表のようにまとめてみました。
 極端な相違はありませんが、画集として印刷される時にはオリジナルの画面全体を正確に写すのが難しいということが分かります。今回の模写でダリ展1999の画集を基に大きさを定めたのは、印刷された映像に額縁の跡が写っているので、額から外した状態でオリジナル全体が撮影されたものと判断したからです。その他の画集では額縁の跡がほとんど無いので、全体が撮影されていません。
 結局、オリジナルの大きさをDALI Masterwark に表示している(318*394)と特定し、ダリ展1999の映像を基にキャンバスに写し、PORTFOLIOの色彩を基に模写の作業を進めます。
画集タイトル 寸法表示 画像 備考
縦横比 縦横比
ダリ展1999 300 380 0.789 142 182 0.780 額縁の跡あり
DALI Masterwark 318 394 0.807 202 254 0.795 所蔵美術館の図録
PORTFOLIO 320 390 0.821 251 334 0.751 色彩が良い
ダリ全集 320 390 0.821 106 137 0.774 青み強い
 
(色彩)
 画集に掲載されているこの絵のほとんどは、オリジナルからかけ離れた色彩です。藍色の粉をまぶしたような色になっています。これだけ違っているのは珍しいです。せっかくのダリの空にベールが掛けられたようです。
 私は、この絵のオリジナルを1987年にフロリダのダリ美術館で見ています。実物は背景中央の空がパラノイアを連想させるような黄色に輝いていています。
 私が持っている画集で一番オリジナルに近いのは「Salvador Dali Portfolio (TASCHEN)」です。
 
 
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